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現役ディーラーが語る!今週のビットコイン円「もみあい相場突入!トレード戦略は?」

In コラム
12月 13, 2016
12月 13, 2016
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こんにちは。国府勇太です。

今週(12月12日の週)のビットコイン円の見通しを主にテクニカル面から分析していきます。 

では、さっそく日足チャートを見ていきましょう。

bitcoin1_Dec12

先週を一言で表すと、「もみあい相場」です。
先週5日(月)に91,806円でスタートしたビットコイン円。

先々週、94,000円を達成して以降、勢いが衰えパッとしない相場が続いています。
先週は90,000円のラインで割ったり抜けたりの展開を見せました。

こういった上昇後のもみ合いの場合、ドル円などのフィアットだとオプションもあるので90,000円が底堅い動きを見せることもあるのですが、ビットコイン円の場合は節目のヒゲでも終値でも90,000円をサクサク割ってきています。

不安定な動きなので、今週ヒゲで大きな押し目を形成することも考えられます。

ちなみに、フィアット(ドル円)の動きは以下日足の通りです。

bitcoin_$_1_Dec12

ビットコイン相場と同じように、今週はトランプラリーで上昇した後はじめてパッとしない日が続きました。
しかし週末の金曜日に状況は一転し、115円の節目を超え、さらなる上昇の勢いをつけています。

ビットコインの今回の上昇もドル円のこのラリーが少なからず影響しています。
ドル円、特にドルの今後の動向をチェックすることは重要です。

ドル円は、テクニカル的には120円を目指す展開となっており、これはビットコイン円上昇の材料となり得ます。

今週の見通しは?

見通しはロングで変更ありません。

押し目を形成しつつもまだまだ上昇余地があると考えています。
実際過去にサイドをロングに限定してトレードをしていたらしっかり利益を取れていた相場です。

ビットコイン円の場合、下手な値頃感からショートを振るのは推奨できません。
どうしてもショートを振りたい場合は、かなり遠いところに指値を入れておくなどの方法がいいかもしれません。

ボラティリティの高いビットコイン円の場合、行き過ぎでそういったオーダーが刺さることもあるので、その場合ものすごくいいコストで短期トレードをすることができます。

こういった現在のレベルから離れたところにオーダーを入れている方は実は結構います。
「刺さればラッキー」という感覚であれば試してみるのもありかもしれません。

では、SMA(単純移動平均線)を見てみましょう。
パラメーターはデフォルトの5,15です。

bitcoin2_Dec12

見ると今回の揉み合い相場でも短期線(5SMA)がしっかりサポートしていることがわかります。
スイングやデイトレードの場合、こういったシンプルラインを使うことが優位性を保つトレードとなります。

次に一目均衡表を見てみましょう。

bitcoin3_Dec12

こちらは先週の揉み合い相場で転換線を割っている展開になります。
こういったところでしっかり買うのもいいですし、より時間軸が長期の方はヒゲでもいいので基準線まで待ってからのエントリーもありです。

長期のバイ・アンド・ホールドだと損切りはそこまで気にしなくてよいのですが、資産効率を重視した短期トレードの場合はしっかり損切りと利食いを行っていきましょう。そうしないと資産効率を重視して短期トレードをしているのに損失(アゲインスト)になったポジションをいつまでも抱え逆効果となってしまいます。

個人的には、テクニカル上のポイントとなる押し目で円を入金し、ビットコインとして積み立てていく長期のトレードを推奨します(僕はそうしています)。

最後にファンダメンタルズですが、今週はとうとうFOMC政策金利の発表があります(水曜。日本時間で木曜の午前4時)。

利上げは確実視されており、利上げをしたとしてもマーケットはほぼ織り込み済みなのでそこまで動くことはないかと思いますがビットコイン相場でも念の為注意が必要です。
そして、目線はその先2017年です。

今後2017年に「何回利上げをするのか」がFXマーケットの最大の注目点になっています。

参考として前回のドットチャートも是非確認してみて下さい。

https://www.federalreserve.gov/monetarypolicy/files/fomcprojtabl20160921.pdf
公式サイト(3ページ目)

※ドットチャートとは、FOMCメンバーの今後の政策金利の推移を点で示したグラフです。今後の利上げ回数を見極める上で参考になる資料としてよく取り上げられています(ちなみにどのメンバーがどのドットかは公表されていません)。

今週のFOMCでは新しいドットチャートが公表されます。ぜひ前回のチャートと見比べてみましょう。

では、今週もリスク管理に気をつけてトレードがんばりましょう!

【執筆者】 国府勇太(Yuta Kokubu)
ワイジェイFX株式会社 ディーリング部
1984年生まれ。慶應義塾大学卒。大学院時代にFXを知り個人投資家に。
その後、その魅力に取りつかれ、より極めたいとの思いからヤフーグループのYJFXに入社。
現在ディーリング部にて主要通貨のディールを担当。
「マネーライフの課題解決」がモットーで、初心者にわかりやすい解説に定評がある。
現在ヤフー公式ブログ、FX攻略.comでもコラム連載中。

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