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現役ディーラーが語る!今週のビットコインの見通し(4/18)

In コラム
4月 19, 2016
1月 18, 2017
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今週(4月18日の週)のビットコイン円の見通しを主にテクニカル面から分析していきます。

日足チャートを見ていきましょう。

ビットコインその1 (2)
先週は一週間を通して底堅い値動き。
低いボラティリティ(変動率)の中ではありますが、上昇してきました。

とはいえ、マーケットのリクイディティを考えると、この程度の値動きではトレンドとはいえません。

以前から指摘している通り長期で見るとビットコイン円はシンメトリカルトライアングルを形成し、次の動きに向けエネルギーを貯めている状態です。

ドル円の値動き

参考にドル円の先週の値動きは以下。

ビットコインその2 (2)

下落トレンドの中、107.60円で一旦反発した1週間でした。
ドル円も2月以降狭いレンジが続いている状態でしたが、4月に入りサポートラインを抜け一気に下に下落している展開です。

ビットコインも同様に大きく下がるかはわかりませんが、長いレンジ(シンメトリカルトライアングル)を抜けると大きくどちらかに動きやすいことは確かです。

ゴールドドルの値動き

金の値動きも抑えておきましょう。

ビットコインその3 (2)
引用:Bloomberg

週を通して金の価格は上昇しましたが、週後半になると下落。
結局1週間を振り返ると同じレベルで落ち着きました(行って来いの展開)。

テクニカルは変化日に注意

まだまだエネルギーを貯めている状態。
大きく動きだす前なので仕込むなら絶好のポイントといえます。

動きだすとしたら、一目均衡表の雲のねじれが発生している4月30日以降が有力です。

ビットコインその4 (1)

雲のねじれは一般に変化日を示します。

半減期はどう見る?

さらに見逃せないのはなにかと話題の半減期。

半減期とは、ビットコインのマイニングによる報酬が2016年中に半減することをいい、これにより現在1ブロック25BTCの報酬が12.5BTCになります。

その昔、アダムスミスは投下労働価値説という考えを提唱しました。

「商品の価値は人間がそれを獲得するために投下された労働による」とする理論ですが、これ依拠すると、同程度の労働対価に対して商品(ビットコイン)の数量が変わる半減期はビットコインそのものの価値の上昇に寄与すると考えるのが自然な流れです。

中央政府を持たないビットコインにとって、半減期というのはかなり大きなイベントです。

ちなみに、前回、2012年11月にビットコイン報酬が50btcから25btc(現在の報酬額)に半減したわけですが、その後ビットコイン価格は10倍以上と、大きく上昇しています。
(データはビットコインドル)

ビットコインその5

これはFiat同士の通貨ペアなら考えられないレベルの上昇です。

ここまでの変動が起こるかはわかりませんが、ビットコインでは何が起きても不思議ではありません。

テクニカル面はもちろん、ファンダメンタルズ面でも今後ビットコインの値動きは注目されてきます。

まだまだ価格が安定しないので、くれぐれもリスク管理に気を付けてトレードして下さい。

【執筆者】 国府勇太(Yuta Kokubu)
ワイジェイFX株式会社 ディーリング部
1984年生まれ。慶應義塾大学卒。大学院時代にFXを知り個人投資家に。
その後、その魅力に取りつかれ、より極めたいとの思いからヤフーグループのYJFXに入社。
現在ディーリング部にて主要通貨のディールを担当。
「マネーライフの課題解決」がモットーで、初心者にわかりやすい解説に定評がある。
現在ヤフー公式ブログ、FX攻略.comでもコラム連載中。

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