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現役ディーラーが語る!今週のビットコインの見通し(5/9)

In コラム
5月 10, 2016
1月 18, 2017
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今週(5月9日の週)のビットコイン円の見通しを主にテクニカル面から分析していきます。

では、さっそく日足チャートを見ていきましょう。

weekly-kokubu-20160509-01

先週を一言で表すと「小さな反発」。
先々週、円が買われた影響で大きく下落した流れを引き継ぎ、5月2日(月曜)には47,000円を割るほどの下落を見せたました。
しかしその後は順調に回復。日曜クローズ時には再び49,000円台に乗せています。

ドル円のマーケットと同じく、買われすぎた円に対して少し調整が入った形となっており、現在チャートが似通っています。

ドル円の日足チャートは下記。

weekly-kokubu-20160509-03

ビットコイン円の今後の見通しは?

テクニカル的にみれば買いスタンスに変更はありません。

200日移動平均線をプロットしたチャートがこちらです。

weekly-kokubu-20160509-02

このラインをサポートにしっかりと上昇を続けています。

ファンダメンタルズで最近特に気になる点は2つ。

まず、オーストラリアの起業家クレイグ・ライト氏がビットコインの開発者であると名乗り出たニュースがありましたが、マーケットはほとんど動揺を見せていません。
そもそもまだ彼が本当に開発者なのかは定かではありません。

仮に彼が本物の「ナカモトサトシ」だとしてもマーケットは大きな動揺を見せないと読みます。
確かに、ベールに包まれたものの正体が見えてしまうとがっかりしてしまいますが、それとビットコイン自体がもつ価値とは関係がありません。

次に、注意すべきトピックとして「スケーラビリティ」があげられます。

「スケーラビリティ」とは、現在のビットコインのブロックの大きさが大量の取引を支えられないというビットコイン固有の弱点であり、これをどう解決するかが問題となっています。ちなみに、現在の構造では、1秒間に7件以上の取引がP2Pに送信され続けるとブロックのサイズを超過してしまいます。

この問題を解決しなければ「ビットコイン以外のアルトコイン」に暗号通貨取引者の関心が移ってきてしまうとも言われており、ビットコイン価格に大きな影響を与えかねません。

いずれにしてもFiatも含めた通貨ペアのトレードで大切なのは、この問題に対しての「事実」それ自体ではなく「マーケットはどう考えるか」です。
すでに織り込み済みの展開であればマーケットは動きません。

そのマーケットコンセンサスと事実とのギャップを図るために、こういったトピックの今後の動きに留意しつつ、くれぐれも注意してトレードしてください。

【執筆者】 国府勇太(Yuta Kokubu)
ワイジェイFX株式会社 ディーリング部
1984年生まれ。慶應義塾大学卒。大学院時代にFXを知り個人投資家に。
その後、その魅力に取りつかれ、より極めたいとの思いからヤフーグループのYJFXに入社。
現在ディーリング部にて主要通貨のディールを担当。
「マネーライフの課題解決」がモットーで、初心者にわかりやすい解説に定評がある。
現在ヤフー公式ブログ、FX攻略.comでもコラム連載中。

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