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現役ディーラーが語る!今週のビットコイン円「短期は売り、長期は買い」(5/23)

In コラム
5月 24, 2016
1月 18, 2017
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今週(5月23日の週)のビットコイン円の見通しを主にテクニカル面から分析していきます。

では、さっそく日足チャートを見ていきましょう。

kokubu-20160523-01

先週を一言で表すと「調整下げ」です。

16日(月曜)に49,600円台だったビットコイン円は、19日(木曜)に大きく下落。
その後も49,000円が重く、48,000円前半でクローズしました。

先週はFiat(法定)通貨ペアのマーケットの話題はアメリカの利上げ期待でした。
「6月に利上げをするのではないか」との見方が高まりドルが買われ、円が売られました。

ドル円の日足チャート

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さらに、ゴールド(金)も週明け1,273ドルからクローズ1,251ドルと、対ドルで売られており、これらがビットコイン円に少なからず影響を与えていると思われます。

ゴールドドルの日足チャート

kokubu-20160523-03

ビットコイン円の今後の見通しは?

移動平均線をプロットしてみましょう。
パラメータはFiatとは異なり1週間で7営業日なので、『短期14、中期35、長期105』と設定しています。

kokubu-20160523-04

見ると一目瞭然、短期的なトレードでは下、長期的なトレードは上です。

まず、短期でみると、移動平均線の短期線と中期線が直近でクロスしています。
これはデッドクロスといわれ、テクニカル上は売りのサインです。

その場合、損切りとして短期線を目安にトレードを行っていくのがテクニカル的に王道です。

短期トレードの場合、特に「リスクリワードレシオ」を考えてトレードを行ってください。

損切りが800円、利食い目標も800円だとすると「損切り:利食い=1:1」なのでリスクリワードレシオは1となります。
市場はランダムに動く効率的市場仮説に従うとリスクリワードレシオが1のときの勝率は50%です。

これを51%、52%にして少しでも優位性をもたせるのがテクニカル分析の役割です。

ただ、現状ビットコインFXでビットコイン円の売りからのトレード(ショート)は初心者にはあまりおすすめできません。
長期的にみて2倍、3倍と上昇余地がある通貨であり、いつ一気に動きだすのかわからない以上、管理できるリスクを超える恐れがあるからです。(よっぽどのテクニカル上の優位性が見られる場合は別ですが)

どうしてもやりたい方は、ぜひリスク管理を徹底して下さい。

一方、長期でみるとまだまだ上昇トレンド。
長期線がしっかりサポートの役割を果たしています。

ビットコインについての基本的な見通しには何も変化がありません。
引き続き押し目を買う戦略が有益であると考えます。

今週の主なファンダメンタルズについて

26日、27日のにG7伊勢志摩サミットがありますが、みなさんご存知の通り、中国はG7には参加していません。
ビットコインのメインマーケットといわれる中国の動きに直接的な影響が考えられない以上、このイベントでビットコインにインパクトを与えるような事態にはならないと考えております。

この伊勢志摩サミット、財政出動の協調という点でFiat通貨ペアのマーケットでも注目されていますが、合意に至らずドル円などへのインパクトも小さいと見ています。

今後のビックイベントはやはり、4年に1度の半減期です。
あと48日ほどで現在のマイナーの報酬25BTC(約120万円)が12.5BTCに半減します。

いよいよカウントダウンが迫ってきました。

http://www.bitcoinblockhalf.com/

まだまだ「静」の状態ですが、いつ動き出すかわかりません。
動き出したらかなり激しい動きをすることが想定されます。

くれぐれもリスク管理に気を付けてトレードして下さい。

【執筆者】 国府勇太(Yuta Kokubu)
ワイジェイFX株式会社 ディーリング部
1984年生まれ。慶應義塾大学卒。大学院時代にFXを知り個人投資家に。
その後、その魅力に取りつかれ、より極めたいとの思いからヤフーグループのYJFXに入社。
現在ディーリング部にて主要通貨のディールを担当。
「マネーライフの課題解決」がモットーで、初心者にわかりやすい解説に定評がある。
現在ヤフー公式ブログ、FX攻略.comでもコラム連載中。

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