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ビットコイン週間概況‐6/10~6/16

In コラム
6月 18, 2016
6月 17, 2016
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日本円 米ドル
価格(6/16終値) 78,290円 753.33米ドル
時価総額 12,264億円 118億米ドル
6/10~6/16の4本値
始値 高値 安値 終値
61,846円 79,790円 61,673円 78,290円

bitcoinchartjune16

週間概況と最近の話題

今週月曜日、ビットコイン価格は直近2年の高値を記録し先週末から21%上がりました。これは2014年以来の$700ドル台での取引でした。先週、テクニカル分析が示していた方向性が正しいと証明されましたが、週末の上昇を見ていると、従来の見方は保守的すぎるとも見なされています。

多くのアナリストは早くも、何故、ラリーがここまで急こう配であるかについて述べています。原因のうちのいくつかは既に過去の記事で取り上げたものです。例えば、仮想通貨が中国で有力な投機対象であること、日本で前向きな法制面の整備が進んでいること、これを受けていくつかの取引所では出来高が2倍以上になったと報告しています。

特にこの週末については、ビットコイン価格上昇を誘発している原因として新しい可能性が上がっています。それは”Brexit”(イギリスのEU脱退)への懸念です。

世論調査によって”Brexit”支持者が勢いを増していることが明らかになり、イギリスが国民投票によりEUを離脱するのではとの懸念の高まりから世界の株式市場は下落しました。これまであまり意識されていなかったイギリスのEU離脱という予想は世界中の市場に不安を芽生えさせ、大規模な売りの引き金を引きました。

EU加盟国にとって、特に当事者たるイギリスが経済的に損失を被ると見られるため、ビットコインが魅力的に見え始めています。こういった状況下でビットコインは、金のように価値の逃避先として認識され世界の投資家が不安定な相場のなか安息所を求めた結果、価格の上昇が加速されています。

“Brexit”のような外的な環境が最近のラリーに影響を与えているとは思われますが、最も大きな原動力は、7月10日に予定されているビットコインの内的な要因である4年周期のイベント、半減期であると考えられます。
今、市場では熱狂している人が数多く存在し、さらに多くの人がこのイベントを「ストックスプリット(株式分割)」時の影響と比較しています。ブロックサイズの報酬を25ビットコインから12.5ビットコインへ半減することで、現在の需要と供給のバランスが崩れると見られています。

年初から多くの市場参加者は関与せず外から傍観するだけで、半減期の解釈をどうすればよいのか迷っていましたが、今では前向きなニュースとして捉え、イベントが近づくにつれ市場へ影響を与えていくでしょう。

過去の価格との比較

日付 価格 価格差 変化率
2016/6/16(基準日) 78,290円
2016/6/15(1日前) 73,750円 4,540円 6.16%
2016/6/9(1週間前) 61,846円 16,444円 26.59%
2016/5/16(1ヶ月前) 49,733円 28,557円 57.42%
2016/3/16(3ヶ月前) 47,834円 30,456円 63.67%
2015/12/16(6ヶ月前) 55,800円 22,490 40.30%
2015/6/16(12ヶ月前) 31,386円 46,904円 149.44%

Prices provided by bitFlyer

【執筆者】グレン・ランバート(Glenn Lambert)。ニュージーランド出身。2002年に来日し、英国を本拠とするADVFNの日本法人でマネージャーとして従事。FX,株式などの分析ツールのほか、著名レポートも配信している。

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